テキスト暗号化・復号(AES-256-GCM・パスワード)
パスワードからブラウザ内で鍵を作り、テキストを AES-256-GCM で暗号化・復号します。ランダムなソルトとノンスを使い、改ざんも検出。テキストもパスワードも送信されません。
- ブラウザ内で処理(アップロードなし)
長いフレーズ(12 文字以上、できれば複数の単語)がおすすめです。忘れると誰にも復号できません。
鍵の生成(PBKDF2-HMAC-SHA-256・600,000 回)のため、数秒かかることがあります。
使い方
- 「暗号化する」を選び、テキストを入力して、パスワードを 2 回入力します。
- 「暗号化」を押すと「YT1.」で始まる暗号文ができます。コピーまたは保存して、パスワードは別の方法で相手に伝えてください。
- 読むときは「復号する」を選び、暗号文を貼り付けてパスワードを入力し、「復号」を押します。
よくある質問
テキストやパスワードはどこかに送信されますか?
いいえ。暗号化と復号はブラウザ標準の Web Crypto API でこの端末の中だけで行われ、テキスト・パスワード・暗号文は送信・保存・記録されません。ページを閉じると入力内容は消えます。
パスワードを忘れたら復号できますか?
できません。パスワードを復元する仕組みや裏口はありません。大切な内容は、パスワードを安全な場所(パスワード管理アプリなど)に控えてから暗号化してください。
どのくらい安全ですか?
認証付き暗号の AES-256-GCM を使い、鍵はパスワードとランダムな 16 バイトのソルトから PBKDF2-HMAC-SHA-256(600,000 回、OWASP の推奨値)で作ります。ノンスも毎回ランダムです。ただし安全性はパスワード次第で、短いものやよく使われるものは暗号文を入手した人に推測されるおそれがあります。
復号に失敗するのはなぜですか?
パスワードの違い(大文字・小文字、空白、全角・半角を含む)か、暗号文が書き換えられた・途中で切れた場合です。AES-GCM の認証で少しの変更も検出されるため、その場合は内容を一切表示しません。
暗号文の形式は?
「YT1.ヘッダー.ソルト.ノンス.暗号文」で、各部分はパディングなしの base64url です。ヘッダーは 6 バイト(暗号方式 1=AES-256-GCM、鍵導出 1=PBKDF2-HMAC-SHA-256、反復回数の 32 ビットビッグエンディアン)、ソルト 16 バイト、ノンス 12 バイト、暗号文の末尾は 16 バイトの認証タグです。最後の「.」より前の文字列を追加認証データとして使い、パスワードは NFC 正規化した UTF-8、本文は UTF-8 です。
OpenSSL や GPG と互換性はありますか?
このツール独自の形式なので、そのままでは互換性がありません。ただし標準的なアルゴリズムだけを使っているため、上の説明どおりに実装すれば他の環境でも復号できます。
注意事項・制限
- 入力内容はこのページ内でのみ処理され、YUCTS のサーバーには送信されません。
- パスワードを忘れると、誰にも復号できません。
- 1 回に暗号化できるのはテキスト 100,000 文字までです。ファイルの暗号化には対応していません。
- 安全性はパスワードの強さに依存します。端末のマルウェアやキーロガー、画面の盗み見からは守れません。
- 暗号文はこのツール独自の形式(YT1)で、OpenSSL や GPG とは直接の互換性がありません。
- テキストとパスワードはブラウザ内だけで処理され、送信・保存・ログ記録は一切しません。
データ出典
- OWASP Password Storage Cheat Sheet (PBKDF2-HMAC-SHA256: 600,000 iterations)(新しいタブで開きます) — 確認日: 2026-10-31
- NIST SP 800-38D: Galois/Counter Mode (GCM)(新しいタブで開きます) — 確認日: 2026-10-31
- RFC 8018: PKCS #5 v2.1 (PBKDF2)(新しいタブで開きます) — 確認日: 2026-10-31
- RFC 4648 §5: Base 64 Encoding with URL and Filename Safe Alphabet(新しいタブで開きます) — 確認日: 2026-10-31
- W3C Web Cryptography API(新しいタブで開きます) — 確認日: 2026-10-31
関連ツール
- 安全なパスワード生成(暗号学的乱数・偏りなし)暗号学的に安全な乱数(crypto.getRandomValues)で、偏りのないランダムなパスワードをブラウザ内で作成します。長さ・文字の種類・紛らわしい文字の除外を選べ、エントロピーも表示します。
- パスワード強度チェック(推測されやすさ・解読時間の目安)パスワードの長さ、文字の種類、よく使われるパスワード、キーボードの並びや日付などのパターンから、推測されやすさと解読時間の目安をブラウザ内で推定します。送信・保存はしません。
- UUID 生成・判定ツール(UUID v4 一括生成)crypto.randomUUID() でランダムな UUID(バージョン 4)を最大 10,000 個まとめて生成し、コピーや TXT 保存ができます。貼り付けた UUID のバージョン・バリアント・埋め込まれた時刻も確認できます。
- ファイルのハッシュ値計算(SHA-256/SHA-512 チェックサム)ファイルやテキストの SHA-256・SHA-512 ハッシュ値をブラウザ内で計算し、公開されているチェックサムと一致するか確認できます。ファイルはアップロードされません。
- 個人情報マスキング(文章の伏せ字ツール)文章の中のメールアドレス・電話番号・カード番号・マイナンバー・台湾の身分証番号・IP アドレス・URL を見つけて伏せ字にします。処理はブラウザ内だけで、送信も保存もしません。
- 不審な URL の構造チェック(@・IP・Punycode・短縮 URL)URL を貼り付けると、「@」による偽装、数値の IP アドレス、Punycode や文字種の混在、短縮 URL、二重拡張子などの構造上の特徴を一覧表示します。アクセスや安全性の判定は行いません。